弊社のスタジオはみなとみらいのすぐ近くです。
毎日の様にその姿を眺めて、表情の変化や印象の深まりを無意識に感じていました。
その中で、最近出来た幾つかのビルに違和感を感じていたのですが、それは「海のイメージが薄い」ということでした。

今日、あらためてみなとみらい地区のビル群を眺めていてそれのイメージが白い「ボーダー（横縞）」にあると感じました。

　港　＝　船乗り　＝　ボーダー

極めて外見のみのオーソドックスなモチーフゆえに、意識してはいなかったのですが、改めて眺めて見ますと、幾つも繰り返されている事を感じます。

そういえば、横浜は船で近づいた時に美しく見えるように設計されたとよく耳にしますし、実際に海からの眺めはお薦めです。
建築空間として船や海を意識する事はあまりないのですが、風景としては、やはり水平線を意識しているのでしょうね。