竹のカップ ― 2016年01月17日 09:52
一昨年、谷中の竹細工やさん「竹工芸 翠屋」で求めた竹のカップです。
高さ100mm、直径は55mm前後(一番上の縁が59mmくらい)、120cc程入って重さ50g。小さめなビアグラスといったところでしょうか。
縁や底は節のかたちを何気なく取り入れているところが、なんといいますか、「渋い」ですね。
使いたい魅力があって、力の弱い手で軽く持てて、落としても大丈夫、を期待して1年半ほど使ったところです。
木質カップの全てで言える事ですが、素材の風味が強く主張します。「曲げわっぱと日本酒」のように、それが良さにもなる場合もあるでしょうけれど、気になる方は多いと思います。実際、水以外の飲みものでは使いにくく出番が限られていました。
しかし最近ようやくこなれてきまして、コーヒーやノンアルコールビールなどで使えるようになりました。
素材のままのものですので、伝統的な茶器の下ろし方(茶で煮る、など)をするともっと早くこなれたのかもしれませんね。
安価で味わいのある竹のカップ、おすすめです。
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