整っていることの美しさ2011年12月09日 21:43

神戸ルミナリエ
昨日ご紹介したルミナリエ、あまり感激した事のないイルミネーションというものに、ほとんど初めて美しさを感じました。
これはルミナリエが作品と呼ぶに相応しい意匠と完成度をもっているからに違いありません。

幾何学的な直線と曲線の組合せは、イタリア人ディレクターの背後にある歴史を思わせますし、電球の美しく整った配置は熟練の技の見せ所なのでしょう。
私が厳かと感じた何割かは、この整っていることの美しさでした。

ちょっといやらしいお話ですが、公開されている収支報告書を見ますと、イベント全体の5億円規模の予算に対して、制作費は2億円超となっています。このくらい予算をかけなければ確かに出来ないものなのかもしれませんね。
dmc.
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