オーソドキシーの財布 同じことの凄さ2011年10月28日 23:59

長く使ってきた財布があるのですが、今年はそれを一新しました。
一新と言いましても別の製品に乗り換えるのではなく、同じものを新たに作りました。オーソドキシー定番、長財布と小銭入れです。

オーソドキシーの財布
お手紙が添えられていました。もう30周年なんですねぇ。

オーソドキシーの財布

オーソドキシーの財布
新旧比較です。
色は同じワイン、革は前回はルバル、今回はタシです。
ルバルは柔らかく軽いというのが特徴ですが、10年の使用に耐えました。

10年使ってまた同じものにしたいと思うことに、自分自身驚いていますけれど、そう思えるモノとの出合いは幸せな事です。

また、安ければいいと言うものもありますが、身の回りのものは少し時間を掛けて丁寧に選別する事も、結局は「経済的」なんだと改めて思いました。
「いいものを長く使う」
この視点、最近の消費志向を俯瞰しましても再び評価される背景が整ってきたように思います。
dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.