「山」の字2013年03月07日 20:59

登山五十三度
先日登った御岳山の参道で見かけた記念碑です。
「登山五十三度」の文字が全体に太くはっきりとしながら、跳ねに動きがあり溌剌な印象で、特に「山」が珍しいですね。

「山」の字はどっしりとしたバランスですが、この字のように一方向に高低差がある方が動きを感じられ、文字全体の印象に馴染んでいるように思います。狙いでしょうかしら?
また「丘」の字にも似て、この山の高さ(929m)が、丁度よく感じましたが、、こちらはたまたまかもしれません。

東京府とありますから明治初期の頃ですね、文字の太さと溌剌さが時代の気分と重なって見えました。

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