「AIの嘘」をつかう2024年05月29日 11:53

AIの活用にお悩みの皆さまこんにちは^^

先日、AIに間違い探しをさせて見たら全部間違っていたということがありました。
「汎用」のAIで、学習不足の領域だと力が発揮出来ないのは仕方ないことですが、業務で使いたい場合には注意が要りますよね。
その職場用にカスタマイズされたAIも普及しはじめましたけれど、「学習の足りていないAI」はもちろん、虚偽報告を前提とした対処法が必要です。得意分野を上手く使うノウハウもあるでしょう。

ここで、AIを「何でも感じ良く答えてくれていいやつなんだけど、言ってる事は嘘ばかり。でも将来性は凄い。」のような新人さんとしてみたらどうでしょう。今の業務に嵌まる所はありそうですか?

せっかくなので(?)AIに聞いて見ました。

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Q:あなたは人材育成のエキスパートです。「何でも感じ良く答えてくれていいやつなんだけど、言ってる事は嘘ばかり。でも将来性は凄い。」新人がいます。この新人の特性が活かして、デザイン開発に活かすにはどのようにしたら良いでしょう?

A:「何でも感じ良く答えてくれていいやつなんだけど、言ってる事は嘘ばかり。でも将来性は凄い。」という新人の特性を活かしてデザイン開発に取り組むための方法をいくつか提案します。

1. イノベーションと発想力の活用
嘘をつくという特性を持つ新人は、現実の制約にとらわれない斬新な発想を持つことができるかもしれません。デザイン開発の初期段階でのアイデア出しに参加させ、革新的なコンセプトやユニークな視点を引き出すことができます。この段階では、自由に発言させることで新たなアイデアを発掘します。

2. ストーリーテリングの活用
嘘をつくという特性は、魅力的なストーリーテリングにもつながります。この新人にデザインコンセプトや製品のバックストーリーを考えさせることで、消費者に強い印象を与えるマーケティングストーリーを作ることができます。ユーザーにとって製品がどのように役立つかを魅力的に伝える手法です。

3. ポジティブなコミュニケーション
感じの良い対応ができるという特性を活かし、チーム内やクライアントとのコミュニケーションにおいてポジティブな雰囲気を作り出す役割を担ってもらいます。彼の人当たりの良さを利用して、チームのモチベーションを高めたり、クライアントの信頼を得るための窓口役としても活用できます。

4. クリエイティブなブレインストーミング
新人の斬新な発想を活かすために、ブレインストーミングセッションを定期的に開催します。ここでは「現実的かどうか」を問わず、自由な発想を奨励します。その中から新しいデザインのヒントや方向性が見つかることが多いです。

5. リスク管理とフィルタリング
新人が提供するアイデアや情報をすべて真に受けるのではなく、フィルタリングする仕組みを構築します。例えば、嘘と現実を見極めるための検証プロセスを導入し、アイデアの実現可能性を評価します。このプロセスを通じて、優れたアイデアを選別し、実現可能なデザインに落とし込むことができます。

具体例
ある製品のデザイン開発プロジェクトにおいて、この新人に対して「未来の理想的な製品とはどんなものか?」を自由に語らせます。彼の話から得られる非現実的な要素も含め、現実的に可能な部分を抽出してデザインに反映させます。また、彼のコミュニケーションスキルを活かして、製品のプレゼンテーションやクライアントミーティングでの対応を任せることも効果的です。

このように、新人の特性を理解し、適切に活かすことで、デザイン開発プロジェクトに新しい視点や価値をもたらすことができるでしょう。

上記のAIによる要約:新人の斬新な発想を活かしてアイデア出しやストーリーテリングを担当させ、感じの良い対応でチームやクライアントの信頼を得る窓口役にします。彼の情報はフィルタリングし、現実的なデザインに落とし込みます。

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うん。悪くないと思います。
仕事の中には「無責任な方が良い」場面と、「感じが良い方が良い場面」があって、そこで活用しようという、とても真っ当な話でした。

弊社の実際の業務での実例では、アイデアそのものより、キーワードやペルソナのたたき台を無限に出せることが重宝しています。また、でてきた内容を要約したり伝わりやすい形にしたりするのも便利ですね。
dmc.
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