古い電卓 ― 2009年02月05日 14:06
「使いやすい道具」と一言でいえるものを、デザインする立場で口にするときは緊張感が伴います。丁寧に沢山の仮説を検証しないと辿着けない高みがあるように思います。そうして苦労した結果は極ありふれたものになる訳ですけれど、その「ありふれたもの」とは、きっと獲得された「普遍性」なのでしょう。
写真は現在使用している電卓です。ここ二十年あまり、これともう一つ別の電卓(オリベッティ製)の2台を使用しています。オリベッティのものは良く考えられていてとても使いやすいです。これは本体の重さやキータッチが素晴らしく、キーの音や計算結果が出るまでのわずかなブランクなど味わいがあります。
身近にあり安価なものをデザインする場合、販売価格から逆算してデザインに掛けられる時間とコストは限られます。でも、その中でどれだけ高みをめざせるか、というのもまた楽しいのですよね。(もちろん赤字は出さずに、ですね)
写真は現在使用している電卓です。ここ二十年あまり、これともう一つ別の電卓(オリベッティ製)の2台を使用しています。オリベッティのものは良く考えられていてとても使いやすいです。これは本体の重さやキータッチが素晴らしく、キーの音や計算結果が出るまでのわずかなブランクなど味わいがあります。
身近にあり安価なものをデザインする場合、販売価格から逆算してデザインに掛けられる時間とコストは限られます。でも、その中でどれだけ高みをめざせるか、というのもまた楽しいのですよね。(もちろん赤字は出さずに、ですね)
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