レコード 検証2009年02月12日 10:47

レコード
予備知識はなく素直にレコードの音を「いい音」と思った子供たち。(その様子はこちらです

彼女たちが聴いたのは、「フルトベングラー」「リヒテル」「ハイフェッツ」。文字通り選りすぐりの、いずれも当時を代表する偉大な方のものです。
たまたま手持ちに同年代に録音された同じ楽曲(ツィゴイネルワイゼン他)のレコードがありましたので、聴かせて見ることにしました。

いわく、「う〜ん、そんなに好きじゃないかな」「古い感じがする〜」「前のが聴きた〜い」などなど。。
彼女たちが「いい音」と感じていたのは「演奏の素晴らしさ」だったようです。音楽の善し悪しを素直に受止めていたのですね。

頂いたコレクションにはカラヤンも有りました。やはりフルトベングラーよりも「新しさ」を感じますが、かといってフルトベングラーが「古い」訳でもないように思いました。時代は感じるけれど錆びていない、ということなのでしょう。
音楽の好みや評価などは大いに別れる所だと思いますが、時代を超えて獲得した「普遍性」があるのかもしれません。

振り返って、今手がけさせて頂いているデザインに、普遍性を持たせられるか、、腕の問われる所です。

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