縦糸を紡ぐ ― 2010年05月19日 23:59
そして思いのこもったFAXまで頂きました。一色先生、ありがとうございました!
そのメッセージに、何よりそのお振舞いにとても感銘を受けました。
拝察致しますに、後進に伝えて行きたい、役に立つ事はしてあげたい、世代を越えて繋がって行きたい、、そういう思いに溢れている様に感じています。
一色先生と同じご縁でご紹介頂きましたある方も、とても地位の有る方でしたが直接お電話を下さり私の話を聞いて下さいました。その後も機会ある毎に励まして下さいました。
尊敬申し上げる先行く方々に共通して強く感じるのはこのお心です。
同世代や同じ価値観の中で広がって行くのは比較的容易かもしれませんが、それを越えて繋がって行くにはもっと強く広い心とエネルギーが必要だと思います。しかしその心とエネルギーがあるからこそ、その道で何かを成し遂げられたおられるのでしょう。
話は飛びますが、インターフェイスデザインの中では、人と機械、言語、習慣、経験、習熟度、経験が異なると言う意味での世代、価値観が異なると言う意味での世代、等々「越えたものを繋ぐ」ことは根本的な課題です。
同じ経験値を持つ同程度の習熟度のユーザーを繋ぐインターフェイスを横方向の繋がりとすれば、異なるユーザーでも使えるようにするインターフェイスは縦方向の繋がりだと感じています。この縦の繋がりをデザインして行く事が、本当に多くの方にとって価値になって行くのでしょう。
縦糸を紡ぐ事。諸先輩の背中を追いかけて頑張って行きたいと思います!
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