気付きをデザインする ― 2010年09月27日 21:40
ー難しいことを判りやすく提示するー
デザインの一つの大きな方向性であり、私自身はこれに心を砕いてきました。でも、行き過ぎは禁物ですね。
携わる人の気付きまで削ぐような解釈は注意しなければなりません。
例えば、音の大きさにdB(デシベル)というのがあります。広く使われている指標ですが、専門家以外には具体的な数字を聞いてもイメージ出来ないですね。
少し前、家庭用の装置の騒音が問題になっているニュースがありましたが、それが60dBでした。
「そうか、60dBはうるさいのか」というイメージができます。
しかし、砂浜や渓流の水音も測ると60dBを越えている事もあるそうです。
でもそれは多くの方にとっては「うるさい」より「心地いい」印象だとおもいます。
ちょっと回りくどくなってしまいましたが、同じ60dBでも、状況により「うるさい」と「心地いい」がある、ということは、「60dB」には、解釈を加えない方がよいと言えそうです。
一方で、単に「60dB」とだけ伝えられても、経験のない人にはまったくイメージ出来ないのも事実ですね。
60dBを「あぁ、60dBはこんな感じかぁ・・」と感じさせる事、そしてその60dBには様々な印象が存在する事、その両方を伝えられたら、それは「気付きをデザインしている」といえるかもしれません。。
デザインの一つの大きな方向性であり、私自身はこれに心を砕いてきました。でも、行き過ぎは禁物ですね。
携わる人の気付きまで削ぐような解釈は注意しなければなりません。
例えば、音の大きさにdB(デシベル)というのがあります。広く使われている指標ですが、専門家以外には具体的な数字を聞いてもイメージ出来ないですね。
少し前、家庭用の装置の騒音が問題になっているニュースがありましたが、それが60dBでした。
「そうか、60dBはうるさいのか」というイメージができます。
しかし、砂浜や渓流の水音も測ると60dBを越えている事もあるそうです。
でもそれは多くの方にとっては「うるさい」より「心地いい」印象だとおもいます。
ちょっと回りくどくなってしまいましたが、同じ60dBでも、状況により「うるさい」と「心地いい」がある、ということは、「60dB」には、解釈を加えない方がよいと言えそうです。
一方で、単に「60dB」とだけ伝えられても、経験のない人にはまったくイメージ出来ないのも事実ですね。
60dBを「あぁ、60dBはこんな感じかぁ・・」と感じさせる事、そしてその60dBには様々な印象が存在する事、その両方を伝えられたら、それは「気付きをデザインしている」といえるかもしれません。。
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