今更私が言うまでもないことなのですが、近い将来立体物をダウンロードするようになるでしょう。

製品のマニュアルが印刷物ではなく、CDに入ったPDFファイルということも普通になってきましたね。CDも無くネットからダウンロードするのみという製品もあります。必要な人は自宅のプリンターで印刷すればいいというものですね。

同じように立体物のデータをダウンロードして入手するのです。

例えばこんな感じです。
車のドリンクホルダーが壊れました。ディーラーに修理を依頼すると車が使えず費用もかかりますから自分で出力する方法を選択。メーカーのサイトからデータをダウンロード、自宅やコンビニの3Dプリンターで出力して自分で交換。
携帯電話のケース、気に入るものが見つからずカスタマイズ用のデータをネットで見つけダウンロード。それを自分でカスタマイズして3Dプリンターで出力。

もちろん、ユーザーが手にするもの全てのものがそうなるわけではありませんが、主として経済的なバランスの中でダウンロードがメインなものも出てくるでしょう。

これはデザイナーがコンテンツ提供者として直接ビジネスをするチャンスを手にする、ということでもあります。もうはじめてらっしゃる方もいるかもしれませんね。

またオープンであることはしばしば破壊を伴いますが、デザイナーの領域もオープンであることを求められて行くのでしょう。