ウルトラライトな未来2011年09月14日 23:59

昨年来、HKさんに教えて頂いた「ウルトラライト」というコンセプトに魅了されています。

発祥はアウトドアの世界で、フル装備しても充分に軽量で、体力の比較的乏しい人でも何も妥協せず楽しむことが出来る、というものです。そもそも一人の高齢の女性のチャレンジから始まったとも伝え聞きました。

軽量化は様々な恩恵をもたらしました。まず体力への負担軽減と、そのことによる活動範囲の広がりです。活動範囲が拡がると同じ時間内で経験出来る事が増えますから、おのずと経験値や体験の質も向上する事でしょう。
また、軽量化は過度な便利さを削ぐ効果があり、プロダクトの本当に必用な機能と性能を引き出すトリガーとなるのですね。
これは同時に、素材や技術の方向性を指しているとも受取れます。

「サスティナブル」「ソーシャル」「シェア」「エシカル」、、今世紀になって盛んに聞かれるようになったキーワードの背景には「IT」とともに「ウルトラライトなもの」が見え隠れしています。
特にこれからはエネルギーに目を向けていく必用がありますが、その視点でも大きな意味を持つと思います。

さらに、軽量化は「重力からの開放」というエレガンスの背骨に通ずるものがありますから、ハイカルチャーの中にこの「軽さ」も浸透して行けそうです。

前世紀が「コンビニエンス」なら、今世紀は「ウルトラライト」かもしれない、、そんな予感も私は感じてしまいます。

過去記事:ウルトラライト
http://dmc.asablo.jp/blog/2010/06/07/

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