朝日2009年05月20日 23:26

朝日 羽田空港
羽田の展望デッキから見た今日の朝日です。
朝日に照らされて離着陸をくり返す飛行機を眺めていると、旅情が募りますね。

ところで、空港内はこころなしか空いていて、マスクを着用された方が多かったです。

報道とその反応が少し過敏と思われる方が多いかもしれませんが、この機会に知識を得て、体験しておくのはいいことだと思いました。

テルミン2009年05月21日 09:19

テルミン 上野公園
週末の賑わう上野公園で、奥の林の中から耳あたりの柔らかい滑らかな音が流れてきました。
暖かく、郷愁のある電子音はテルミンです。
光と風の中、心地よい響きでした。

テルミンが見直されるようになって久しいですが、真空管製のギターアンプや古い電子楽器の音に魅せられる方も多いそうですね。私もその感覚が判る気がします。
電子音の中に感じる電気的なひずみが、すでに私たちには人間味として感じるようになっているのかもしれません。

オリーブの花2009年05月22日 11:35

オリーブの花
玄関先のオリーブが開花しました。
樹が小さいため開花結実はまだ先の事と思っていましたので、嬉しい驚きです。

白と黄色の小さな花が、その名の通りオリーブグリーンの葉の間についています。
よく見ると濃い緑色の葉の表面を白いうぶ毛の様なものが被っています。このうぶ毛がスモーキーで柔らかい色に見せているのですね。

葉がうぶ毛で被われたのは強い風と陽射しに耐えるためだったのでしょうか。地中海の青い海を背景にして、銀色に輝くオリーブの葉を想像しました。

「直接経済」2009年05月25日 13:28

ネットオークションやフリーマーケットはすっかりおなじみになりましたね。
中古市場は一時期、日本では育たないと言われていたそうですが、それは過去の事のようです。貴重品だけでなく、古着、家具、日用品を売買するお店が、実店舗もネットでも沢山あります。

中古品の売買だけでなく、直接欲しい物を交換する、物々交換のサイトも沢山あり、それぞれ賑わっています。
日本は経済指標には現れにくいので過小評価されていますが、物々交換での経済活動が案外多いそうです。とれた作物をあげたり貰ったりすることは日常的ですよね。身近に農業や漁業を営む方がいらっしゃらなくても、あげたり貰ったりする暮らしは想像に難くありません。

また、生産者が直接販売することもネットを通じて見かけるようになりました。売る側も買う側もお得なのですから、ますます増えて行くことでしょう。


さて、表題の「直接経済」は私の造語です。貨幣を介さない物々交換で物や情報やサービスなどの価値が流通する経済活動と、貨幣を介しますが生産者と消費者が直接的に価値交換する経済活動を総称する言葉を見つけられなかったので、仮に名付けました。
仮名ですから「物々交換と直接売買」位に曖昧なものとお考え下さい。

この昔ながらの「直接経済」が、形を変えながら身近になってきることが、以前気になっていると書きました「生活の中の生産活動への欲求」に何か関係があるのではないか、と思うようになりました。もちろん、それ以外の要素(ネットの普及、信用経済への反動、コスト意識など)が大きいと思います。
それでも、だとすれば、、と想像は続いています。

過去記事:生産を取り戻そう
http://dmc.asablo.jp/blog/2009/05/18/4311307

散歩2009年05月26日 11:39

かもめ 山下公園
ちょっと前の事ですが、弊社のスタジオからみなとみらい地区を抜けて山下公園、中華街へと、散歩に出かけてきました。ゆっくり歩いて2時間の道のりです。

天気が良く、Y150もあり平日でも沢山の人で賑わっていました。マリンタワーも近々新装オープンするとのことで、シルバーに衣替えしていました。
港では真っ黒な顔のカモメが飄々と風に乗っていて、気持良さそうでした。

散歩をして街の風景と外気に触れるのはリフレッシュになりますね。血行も良くなって体中に酸素が巡っているのを感じます。進まなかった考えも新しい切口に気付いたりして、アイデアに限界を感じた時は外に出るようになりました。
最近は脳だけがクローズアップされていますが、「体で考える」という感覚は私にとって大切なものです。

「体で考える」2009年05月27日 10:06

昨日の記事(散歩)の中で「体で考える」という感覚について少しお話しましたが、私は歩くことが思考の一部になっています。
また、多くの諸先輩方と同じように、スケッチを描くことで新たな気付きを得てアイデアを進めて行くこも「体で考える」感覚です。
このことを「腕が勝手に考える」とおっしゃるデザイナーを複数存じ上げています。

「私は気分がいい」と口にすると実際に気分が良くなるという有名な心理実験がありますが、思う事と、声に出してそれを耳から感じることでは作用が違うそうですね。
スケッチにしても発声にしても、一度外の世界へ投げ掛ける事が大切な行為なのでしょう。

少々飛躍しますが「他への働きかけ」に、内なる思考と外の現実との繋がりがあり、そこにアイデアや価値といったものが表出するように思っています。

資生堂・サントリーの商品デザイン展2009年05月28日 14:46

資生堂・サントリーの商品デザイン展
上野の東京藝術大学美術館で行われている「資生堂・サントリーの商品デザイン展」に行ってきました。
日本の広告に長い間強い存在感を示している両者ですが、意外にも商品そのものの展示は初めての試みだそうです。

日常の中に彩りを添えてきた商品の数々を俯瞰していますと、懐かしさと新鮮な驚きの中に時代背景の推移、送りだす側の矜持と自負、人格として感じられるブランド等々、、様々なものを感じました。

資生堂・サントリーの商品デザイン展 6月1日まで
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2009/design_ss/design_ss_ja.htm

アイコン2009年05月29日 19:00

標識(Teatro) ミラノ
見苦しくて恐縮ですが、写真はミラノで見かけた標識です。(バスの中から慌てて撮ったのでブレてしまいました。)
白黒の仮面が意味するのは「劇場」です。舞台にあがる演目がオペラなのは一目瞭然、まさにと思いました。

話は変わりますが、「仮面」をモチーフにした、全く意味の異なるアイコンを見たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
携帯電話の「テーマ」「きせかえ」等と呼ばれる、UIのグラフィックをまとめて変更する機能に、このモチーフを使ったアイコンが使われています。海外メーカーの機種に多く見かけるようです。
少々マニアックな楽しみではありますが、「仮面」以外にも、このようなものは探せばあるかもしれません。

ところで、アイコンは長く使用され、認知されるようになると、モチーフの意味よりも形状が重要になります。象形文字が独立した記号になっ行く過程と同じだそうです。
アイコンから新しい文字が創出される日も、案外近いかも知れませんね。
dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.