鮮烈な血 「青べか物語」2012年02月24日 23:59

「青べか物語」
私が最も心を奪われている小説家、宮本輝先生が、お薦めの小説はと問われて挙げられていた、山本周五郎「青べか物語」を読みました。

淡々とした語り口に油断しているとあっというまに「青べか」の世界に引きずり込まれ、感じ、思い、逃げ、戻り、、とその中を「私」として苦しみ、生きる、、。

輝先生はおりに触れて「水かと思ったら血だった、という小説を」とおっしっゃていますが、「青べか物語」は鮮烈な血の後味がしました。

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