葉底(はてい)2012年04月27日 23:59

葉底
中国茶は、その楽しみ方が味と香りだけでなく五感にわたっていることを時々ご紹介させて頂いておりますが、今回は葉底を。

葉底とは淹れたあとの茶葉、つまり茶殻のことです。
茶葉の姿かたち、淹れた色、香り味を愛で、会話と菓子をはさみ、韻を楽しみ、茶を味わい尽くした後、最後に現す葉の姿を「底」と表現するのが面白いです。

いいお茶は葉底も美しいんですよねぇ、、これは「酔仙王」という名の烏龍茶(鳳凰単叢)の一種で、花と果実の複雑な香りと豊かな韻が素晴らしい、葉底の美しさも一級のお茶でした。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dmc.asablo.jp/blog/2012/04/27/6430120/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.