フローの中で2012年12月21日 23:54

再開まもなく、また日をあけてしまいました。
そして恥ずかしながら再度の再開、でございます。

さて、、何かに没頭している時で、集中しながらも冷静でいて成功の手応えがあるような時がありますが、それをフロー状態、スポーツではゾーンなどと呼ぶのを知っている方は多い事でしょう。私はこの6週間あまり、一つのプロジェクトを通じて沢山のフローを経験しました。
一部の一流スポーツ選手だけでなく、調理や販売などの手慣れた作業の中でも、日常的にフローを体験している人は幸福度が高いそうです。確かに長く続く集中力と短くとも質の高い睡眠の連鎖は大変心地よく、充実感に満たされていました。その中で沢山の思念が想起され、沈んで行きました。その繰り返しの中で、久しぶりにアップグレードを感じました。
なんのことはない、誰でも一つの作業に没頭し続ける事さえできれば体験することなのですが、私にとりましてはとても意義のある事でした。

それはどんなアップグレードかと申しますと、「時間」というものの手触りが確かにあったと言う事です。前回の記事にも書いたのですが、一定の時間当りの量の差は、質の差に転化するという実感があります。言い方を変えますと、量と質の相関は時間との関わりによる、ということです。
しかし、ただ時間当りの密度を上げるのがよいと言う事ではなく、短時間になすべきことと長時間を費やすべき事があり、それらは表裏一体の関係にあるという、少々飛躍した認識が、今回の私の感じたアップグレードでした。

うーん、、うまく言葉にできなくてまだまだなのですが、稚拙を許して頂いて記しておきたいと思います。

フロー:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC
dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.