デザインは「心地よい漏れ」を目指す ― 2013年02月22日 23:27
昨日は「HMDの社会的成功はログイン状態の可視化」である、と少々乱暴にいい切りましたので少し補足を。
生物は現在の状態を隠す事があまり上手ではありません。捕食者も求愛者も、その生き物の状態を察知しています。
群を成す生き物は、例えば犬のしっぽや人間の白目のように、それを秘密にする方が有利な場合でさえ積極的に表す方向に進化したそうです。私たちは周囲の人間のありようを常に察知しながら生きているとも言えるのですね。
そんな私たちの前には、ログインしていてもなお「何をしているか少し漏れる」くらいが丁度良いと思います。
技術は「無漏」を目指しているように見えますが、デザインは「心地よい漏れ」を目指したい、、なんて思っています。
生物は現在の状態を隠す事があまり上手ではありません。捕食者も求愛者も、その生き物の状態を察知しています。
群を成す生き物は、例えば犬のしっぽや人間の白目のように、それを秘密にする方が有利な場合でさえ積極的に表す方向に進化したそうです。私たちは周囲の人間のありようを常に察知しながら生きているとも言えるのですね。
そんな私たちの前には、ログインしていてもなお「何をしているか少し漏れる」くらいが丁度良いと思います。
技術は「無漏」を目指しているように見えますが、デザインは「心地よい漏れ」を目指したい、、なんて思っています。
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