よく考えられている事 ― 2010年07月09日 23:59
昨日は、対立する価値観を妥協ではなく両立させることがデザインの本質的な役割なのでは、、と書きました。
本質論的には、まったくその通りだと思っているのですが、実際の現場感覚では、それらに加えて絶対に忘れてはならないことがあります。お金と時間です。これらも含めて解決を図ることが大切です。
企業活動において、あるレベルで妥協するか、妥協をせず徹底して全ての課題をクリアするか、は「時間の問題」であり「予算の問題」です。製品発売のタイミングとかかる開発費に直結するからですね。
つまり、企業活動におけるデザインの品質は、かけられる開発費に左右されやすい、ということになりそうですが、実態は大きく違います。
時間の掛け方、予算の掛け方で検証出来る仮説の量が大きく変わりますし、意思決定の仕組みによってスピードが大きく変わるからです。
同じ予算と時間でも、知恵を絞って沢山の仮説を素早く検証する。これは品質向上を促すと言っていいのではないでしょうか。
この「全ての要因がよく考えられて導かれた知恵」、予算配分と意思決定方法と言う通常ではデザイン(部署)の外側の要因までを含んだ解決を、デザインと呼ぶべきかもしれませんね。
本質論的には、まったくその通りだと思っているのですが、実際の現場感覚では、それらに加えて絶対に忘れてはならないことがあります。お金と時間です。これらも含めて解決を図ることが大切です。
企業活動において、あるレベルで妥協するか、妥協をせず徹底して全ての課題をクリアするか、は「時間の問題」であり「予算の問題」です。製品発売のタイミングとかかる開発費に直結するからですね。
つまり、企業活動におけるデザインの品質は、かけられる開発費に左右されやすい、ということになりそうですが、実態は大きく違います。
時間の掛け方、予算の掛け方で検証出来る仮説の量が大きく変わりますし、意思決定の仕組みによってスピードが大きく変わるからです。
同じ予算と時間でも、知恵を絞って沢山の仮説を素早く検証する。これは品質向上を促すと言っていいのではないでしょうか。
この「全ての要因がよく考えられて導かれた知恵」、予算配分と意思決定方法と言う通常ではデザイン(部署)の外側の要因までを含んだ解決を、デザインと呼ぶべきかもしれませんね。
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