EVEX 電気自動車開発技術展2010年07月23日 23:59

先週の事になりますが、「EVEX-電気自動車開発技術展-」を見て参りました。
同時開催としてフロアを隔てず「CSF-クリーン発電&スマートグリッドフェア-」が行われていました。

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開発技術展ですので、メインテーマの「電気」に関する技術が中心です。
電気を得る(発電)と配る方法(グリッド)について、沢山の企業がチャレンジしています。
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こちらはチャージャー。次世代ライフラインのインターフェイスですね。
いずれ重要なアイコンとなって行くでしょう。
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自動車メーカーにとって最も重要なテーマは「電池」です。
今の容量では、電気だけで現在の自動車を置きかえる事は叶いません。パワーが圧倒的に足りないそうです。
そのため大勢の専門家が多分野に渡って研究を進めていると伺いました。いずれにしても「電池に充電してモーターで走る」というスタイルが、次世代の自動車としてコンセンサスが得られている印象がありました。
(後日知った事ですが、かつて主流と期待された燃料電池の研究は余り活発ではないそうです。また帆ではない方法で風力を利用した自動車なども研究されているとのことです。)

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既存の車を電気化したものは、リアリティを感じるようでもあり、可能性を限定しているようにも感じました。 既存の車を電気化したものは、リアリティを感じるようでもあり、可能性を限定しているようにも感じました。

タクシーを使った運用実験が行われているそうです。
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小型のパッケージは電気自動車でもっともっと提案されるでしょうね。
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一人乗りスポーツも複数。
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小さなメーカーによるスキンチェンジも盛んになるでしょうね。
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太陽電池バイクや、
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燃料電池バイクも。これは航続距離10Km。
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お馴染のセグウェイも、インフラが変わると再び脚光を浴びるかもしれませんね。
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またこのブログに何度も登場して頂いているI氏の専門でもありますが、「エンジン音」が無くなる事によって、様々な課題も予測されています。
例えばエンジン音にマスクされて(隠されて)いたノイズが聴こえてきたり、モーター音の人体への影響などが新たな研究課題となっているそうです。
快適性や感性品質に直結するテーマなので、こちらも注目です。
dmc.
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