結局、マグより水筒2010年06月22日 21:52

水筒や携帯マグカップ(タンブラー)はすっかり日常の定番となりましたね。
詳細の経緯はわかりませんが、コーヒーショップのマグが「ドリンクを持ち歩く」事を日常化して、その後エコや節約などの価値観に後押しされたような印象を持っています。

コーヒーを一日7杯は飲み、中国茶の大好きな私にとって、このトレンドは嬉しい限り。マグやボトルが様々なスタイル、デザイン、機能、サイズのものが市場に出ていて見るだけでも楽しいです。

私がこれまで使用したものは、、

・ショップオリジナルのマグ(3点〜)
 →グラフィックの楽しさに惹かれて。

・ステンレス二重マグ(1点)
 →質感の高さと機能に期待して購入。

・高性能蓋マグ(1点)
 →蓋の機能性を期待して。

・アルミボトル(1点)
 →軽さの魅力と携帯性(キャップがフックできる形状)で。

・真空二重水筒(2点)
 →機能性の高さで。

・・・結構使ってますね!
上記は全部蓋が付いたもので、使用した順は前後しています。念のため。

コーヒーショップのオリジナルマグは、デザインの楽しさが魅力ですね。
私もいくつか買っています。オリジナルのグラフィックを入れられるものは人にも配ったりしました。(おばあちゃんに孫の写真を入れて、等)
保温性や密閉性は期待出来ませんが、気分を変えてくれるのは嬉しい事です。

ステンレス二重のマグは、ステンレスの質感と機能性にマグの楽しさの両方を求めました。
しかし実際使用してみると、機能よりデザインを楽しむもののようです。真空二重のものでないと、中の温度がダイレクトに手に伝わるんですね。重たさも高級感ではありますが、携帯性にはやや不利です。
ただし、質感の高さは素晴らしく、時々気が向くと使っています。

高性能蓋のマグは、ワンプッシュで開閉出来て飲み口も工夫されたものです。本体も樹脂の二重構造でグリップの良さなど様々な機能を追求したものでした。
機能性は確かに素晴らしくバランスもいいと感じました。
ただ、容量に対して大き過ぎるのが残念な印象でした。デザインも機能的なので、好き嫌いが分かれるかもしれません。

アルミボトルは、できるだけ軽く持ち歩く、という意味でアウトドア向きです。この軽さは素晴らしいです。
ただし常温のものに限られるので、日常向きではないかもしれません。

真空二重水筒は、そのコンパクトさと保温性の高さが魅力です。真夏の朝に入れた氷が夕方まで残っているのは感動的に嬉しいのです。それだけで真空二重の素晴らしさを実感出来ます。それも小さくて軽いのです。
保温がしっかりしていると言うのは、熱や水滴の心配がいらないので、それもいいですね。

そしてもうひとつ見逃してはいけないポイントがありました。それは「密閉性」です。
アルミボトルと水筒は今まで一度も漏れていません。これがどれだけの安心感を生み、大切な機能かは、通年で使わないと判らない事でした。

「蓋が付いていれば漏れない」こう思うのは自然で、故に上記のどれもこぼれたりしないだろう、と当然のように思っていたのでした。しかし、蓋付きマグは長時間携帯しているとどうしても少しだけ漏れる事が、稀にあります。
この「少しだけ漏れるかもしれない」というのと「漏れない」の差は思っていた以上に大きかったのです。

真空二重水筒は「保温性」と「携帯性=省スペース+軽量+保温性+密閉性」で機能的に断トツです。
気に入ったデザインがあれば、ぜひ一度試して見て下さい!

2008年の秋からフルシーズン使用している水筒。
タイガー魔法瓶「SAHARA」0.3L
水筒 タイガー「SAHARA」0.3L
大分年季が入ってきました。
dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.