夕闇 ― 2009年11月17日 20:52
草のような屋根 ― 2009年11月18日 22:29
一周年! ― 2009年11月19日 17:38
石付 ― 2009年11月20日 23:13
北鎌倉の古民家「たからの庭」にお邪魔してきました。
http://takaranoniwa.com/
以前は陶芸家が住まわれて、庭の奥にある窯で焼いていたそうです。暫く空き家だったものを手入れして居心地のいい隠れ家に生まれ変わりました。
写真はその入り口に積まれたレンガです。苔が美しいです。
盆栽に石付(いしづき)という形がありますが、苔むすレンガもいいですね。
古いものの上に新しく生まれるものを思いました。
http://takaranoniwa.com/
以前は陶芸家が住まわれて、庭の奥にある窯で焼いていたそうです。暫く空き家だったものを手入れして居心地のいい隠れ家に生まれ変わりました。
写真はその入り口に積まれたレンガです。苔が美しいです。
盆栽に石付(いしづき)という形がありますが、苔むすレンガもいいですね。
古いものの上に新しく生まれるものを思いました。
何の役に立つか判らない事をする ― 2009年11月24日 23:59
この世の中には数百年かかる仕事に情熱を打ち込んでいる方が沢山いらっしゃいます。
教会建築、森林育成もそうですし、基礎科学の研究もそうでしょう。何より人間が育つのは百年単位の時間が必要だと言います。何世代にもわたる継承があって初めて為しえることがあると言うことだと思います。
以前、素因数分解について書かせて頂きましたが、これは暗号技術と深い関わりがあり現在の社会では絶対必要な学問です。
とはいえこれを研究してきた数学者は「暗号技術に応用できる」と初めから考えていた訳ではないでしょう。
学問の歴史のひとつは古代ギリシャに遡るのだと思いますが、そこでは科学と哲学と数学が一体だったといいます。素因数分解の歴史も沢山の傍流とともに数百年の厚みがあるそうです。
これは想像でしかないのですが、世の真理に迫る探求心に魅せられた人が、自身の胸中の「血の騒ぎ」に従った事が全ての始まりだったのかもしれません。
ところで、「血の騒ぎを聴け」というエッセー集がありますが、私はこのタイトルに込められたものに鼓舞されています。
宮本輝著「血の騒ぎを聴け」
http://www.shinchosha.co.jp/book/130714/
過去記事:整える
http://dmc.asablo.jp/blog/2009/06/08/
過去記事:50GeVシンクロトロン
http://dmc.asablo.jp/blog/2009/08/03/
教会建築、森林育成もそうですし、基礎科学の研究もそうでしょう。何より人間が育つのは百年単位の時間が必要だと言います。何世代にもわたる継承があって初めて為しえることがあると言うことだと思います。
以前、素因数分解について書かせて頂きましたが、これは暗号技術と深い関わりがあり現在の社会では絶対必要な学問です。
とはいえこれを研究してきた数学者は「暗号技術に応用できる」と初めから考えていた訳ではないでしょう。
学問の歴史のひとつは古代ギリシャに遡るのだと思いますが、そこでは科学と哲学と数学が一体だったといいます。素因数分解の歴史も沢山の傍流とともに数百年の厚みがあるそうです。
これは想像でしかないのですが、世の真理に迫る探求心に魅せられた人が、自身の胸中の「血の騒ぎ」に従った事が全ての始まりだったのかもしれません。
ところで、「血の騒ぎを聴け」というエッセー集がありますが、私はこのタイトルに込められたものに鼓舞されています。
宮本輝著「血の騒ぎを聴け」
http://www.shinchosha.co.jp/book/130714/
過去記事:整える
http://dmc.asablo.jp/blog/2009/06/08/
過去記事:50GeVシンクロトロン
http://dmc.asablo.jp/blog/2009/08/03/
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